2009年06月27日

時間の使い方

去年の6月は「地球に似た惑星にいるあなたに」が出来上がり、それを持って
四国ツアーがあり、そして東京でコンサートがあった。忙しかったし、お客さんに来てもらえるかどうか毎日いろんなことをしていた。沢山の人達が応援してくださって、それからの一年は思い返してみるとあっというまだったような、遠い昔に起こった事だったような、時間がそのときそのときでゴムひもみたいに伸び縮みするみたいな感覚。
新しいアルバムの録音が始まった。
リハーサル、バンドのメンバーは近藤達郎さん(だいちゃん)今回はオペレーターも音作りもしてもらう。ベースは松永孝義さん、だいちゃんとはもう長い関係だからやっぱり話がスムーズでリラックスした空気になる。ドラムスは
永原元ちゃん、今回のバンドでの曲は4曲の予定で、その中のメイン曲に出来た時からツアーでつきあってくれた元ちゃん、いつもはジャンベだが、私は彼のドラムを叩くところを見るのも好きだし、もっと叩いてほしいからお願いした。
だいちゃんが監督であるけれども、最終決定は私。
自分に言い聞かせる。「気持ちよく、気持ちよく」 今までやってきた録音制作で学んだこと、失敗したこと、全部無駄にならぬよう。。。。

「She Said NO!」「今夜彼女は台所を棄てた」「どんなに遠くを」
「Cheek to Cheek」 どれも近藤宅のスタジオ・スネイルシェルにてみんなで「せーの!」の同時録音。スタジオはピアノとドラムセットでいっぱいで、私はスタジオの外の和室で唄うのだ。だいちゃんはこの録音のためによるを徹して和室とスタジオにスペースをつくってくれた。
本番は、やっぱり私が間違えるたびにやり直し。でもみんな私の唄とギターをちゃんと聴いていてくれるから、歌詞も理解してくれるから、「今の良かったよ」「そのまま続けてみたら」と和室に一人の私にヘッドフォンごしに声かけしてくれる。声かけは大切だ。安心をもらえる。
そうやって、二日間、短時間にて4曲のおおまかな録音は完成。
これから一ヶ月ツアーがあり、これらは少し寝かされる(熟成しているだろうか)そして、7月後半には、弾き語りが予定では7曲。今までではじめての
シンプルな録音、しかし難しい。
弾き語りほど難しいものはないと、最近特に感じる。

早起きが身についた。もちろん昼寝するときもあるけれど、休みの日は早寝もしている。
これからの季節はやっぱり朝のコーヒーと夕方のビール。
禁煙おかげさまで続いていて、「禁」というあまり嬉しくない感覚からだいぶ遠ざかってきた感じ。
空腹で眼が覚める。
posted by よしだよしこ at 00:00| 日記