今回のツアーの最終日は4月12日、神戸のまっちゃんライヴ。舞子のコズミック。
まっちゃんこと松本さんとは、5年前敦賀の南志郎さんの主催する「ひつじカンパニー」のライヴにやってきた眞城佳奈さんつながりで出遭うことになった。初めてあったのは「春一番コンサート」の芝生でかな、、。
それから、沢山お世話になった。フォークジャンボリーでは無理なお願いも聞いてくれた。まっちゃんや沢山の素敵な人たちが神戸の音楽シーンを支えている。震災前の神戸をよくは知らない私は、その後の神戸に通うにつれて、同じ関西でもまた違う空気をこの兵庫県の街に感じてきた。
港町というのは、それだけで特別な文化があると思う。私の住む神奈川も港横浜があって、やっぱりそこは自由の香がする。
まっちゃんは自分の好きなミュージッシャンのライヴを無理のないペースで淡々と、しかし100回以上やり続けている。
コズミックでやらせてもらうのは二回目。美味しいご飯もあるし、マスター夫妻もミュージッシャンだ。
今回は八巻くんにも唄ってもらうことにした。彼はずっと忙しく仕事をしていたので、練習する暇もないと言っていたけれど、やっぱり本番は関西魂だった。特にハーモニカの音は会うごとに素敵になっている。
私も、これが千秋楽だ〜〜〜とばかりに2ステージ20曲唄わせてもらう。拍手の厚みを感じながら、この温かさはやはり、震災という出来事から産まれた一体感のひとつなのかなと感じる。
打ち上げは美味しいご馳走でいっぱい。みんな楽しんでいる。でもひどく騒ぐ人がいるわけでもなく、次の日はみんな仕事。
余ってしまったご馳走はそれぞれパックに入れて持ち帰る。さりげないけれど大切な心根だな。
港町が培ったセンスと辛かったときを乗り越えた強さがこういう後味に良い夜に繋がっているのかもしれない。。。。
善い人たちに出会えることは幸福だ。
長いツアーだったけれど、ひとつひとつの出来事は写真よりも鮮明に私の心に焼き付けた。
みなさん、ありがとう♪