RINCOLOのステージで目覚め、みさえさんの朝定食をしっかりいただく。卵焼き美味しい。
二人で、私が大島にわたる為に熱海港まで送ってくれる。みんなでお喋りしながら熱海はあっというまだった。
港の別れはあまり好きではないので、鴨宮からやってきたジョージさんとオジイとバトンタッチで、たかさん&みさえさんとはさようなら。さりげない。。という優しさ。
高速船で40分で伊豆大島に着いてしまう。去年お世話になった「オアシス」で今回の東海道の旅が終わるのだ。
ジョージさん、オジイと私たち三人を港で待っていたのは、トナカイ君。一足先に大島入りしていた。思えば、平塚に電車で行ったほかはずっと車で皆さんにお世話になりっぱなしだ。贅沢すぎる。
そして、オアシスでは、青山夫妻が笑顔で迎えてくださる。
去年と同じ部屋(オアシスは民宿)で、またまた御昼寝。
この夜のライヴは生声生ギター。そして若い若い青年ノブくんがサンシンを持ってきて、ボイスパーッカションもラップもやるミュージッシャンなのだそうだけれど、私のダルシマと彼のサンシンの弾き語りというサプライズを本番直前に決めた。こういうことが嬉しい。
去年、海岸で焚き火に参加してくれた人たちや、撮影でお世話になったカメラマンのHIROさん家族や、薬草茶をつくっているヒロくんや、オアシスのサロンが音と美味しいお料理とお酒とゆっくりとくつろぐ人たちで満たされた。
ママのじゅんこさんから、素晴らしいプレゼントをいただいた。ムーンストーンの大きな指輪。自慢にならないけれど、私は男の人から指輪らしきものをもらったことがない。でもこの「月の石」と言う名前の指輪、じゅんこさんがご主人に買ってもらったものだそうで、、でも大事にしまっておいたら指にあわなくなっちゃった、、のだそうで、、、。
ともかく、アリガタイ幸運を運んでくれる指輪と決めていただくことにした。
大島の明日葉の料理が大好き。湯がいてお浸しにしてもらって山盛り食べた。
島の時間はゆったりと流れる。翌日は楽しい休日!
みんな、それぞれに朝を迎え、私はトナカイ君の運転で三原山が全望出来る温泉の露天で景色を堪能させてもらった。去年はDVDの撮影でゆっくりできなかったから、あらためて三原山を眺めながら、あの「裏砂漠」での撮影のことを思い出したりした。
トナカイ君はこの日の船で帰宅。バカンスは終わった。しかし殆ど私の送り迎えに時間を費やしてもらってしまった。。。。大切な友達だ。
夕方から、ジョージさん、オジイ、ノブくん、青山パパ&ママでまずは焼き鳥屋さんへ、前夜もライヴに来てくれたよっちゃんがやっている店。
そして、やっぱり魚も食べたい、、という欲張り集団はオアシスの隣の居酒屋さんへ、でも満員。しばらくオアシスでおせんべつまみにまた飲む人たち。
ジョージさんから、私のこれからの生き方へのかなり真剣で厳しいアドバイス。肯けるところも多々あり、なかなか人はこんな風に厳しいことを本人には言わないものだ。私のこれからの数十年の心配を本気でしてくれている。
今回の東海道の旅、ジョージさんと大島に来させてもらった意味だ。
帰る朝が来た。港の温泉にもう一度はいって、オジイはそのまま島にしばらくいるらしく、私は午後の東京竹芝桟橋行きの船。ここでも、じゅんこさんやジョージさんたちに見送られるのは辛いので、さりげなく「ありがとう」を何度か言って、「行ってまいります」と別れた。
島はやっぱり時々行かせてもらわないといられない空間だ。360度海で、しかし山もあれば森もあり、あらゆる場所から人が移り住んでいて、特別な文化があり社会があり、そして時の流れはあまりにも緩やかで、豊かだ。
心が濁ってしまったかな、、と感じたとき、必ず何処かの島が呼んでくれる。
その陰に、たくさんの愛すべき人たち。 心から感謝!
2009年04月24日
渡るよ、渡ったよ、伊豆大島だよ!
posted by よしだよしこ at 00:00| 日記