2009年02月19日

釧路の二日間

白糠のドラマティックな時間を過ごして、釧路の「港のビール工場」へ。その前に翌日の会場「ラルゴ」でランチ。ラルゴの一階は素敵な古本屋さんだ。私はアイヌの歴史の本を探す。本店にあるかもと店長の直樹君が翌日までに探してくれると言う。元ちゃん、ラングストン・ヒューズの私が持っていない〈欲しいシリーズなんんだけどな)シリーズ3冊ご予約(やられた)あ〜古本屋さんってなんて楽しい場所!!
ホテルでお約束の御昼寝。ビール工場はちょっと淋しい港に突然ある。地ビールを作っている。この夜は会員の人たちのちょっとした宴会で、私たちの演奏はビールを飲み鍋をつつきワイワイと楽しんでいる40人ほどのお客さんのためのお楽しみコーナー、時間も1時間弱と言われて、それはそれで凝縮の演奏。元ちゃんのために地元のミュージッシャンの方が自分のジャンベを持ってきてくれたし、賑やかななかで賑やかな唄ばかりでぶっ飛ばした!でもそれはそれで楽しんでもらえたみたいで、何よりこの場所で唄わせてもらえるように市に掛け合ってくださった白糠の池村さんに感謝。そうそう、私たちが控え室で待機しているあいだにムネオ氏が5分ほど挨拶に来ていたようだ。昼間テレビで根室のデモ行進に参加していたのを見たな、〈北方領土の日だったのだ)元気だ、フットワーク軽いな。最後に釧路市長が挨拶に来た。CDも買って、握手をされた。したのではないされた。さすがは握手のプロだった。
早めに終わったステージ。池村さんは白糠に戻る。ムネオ氏よりもフットワーク軽い。そして音楽の趣味も違うか。。。。。。
私はホテルへ、元ちゃんと東京から遊びに来た友達はジャンベの恩人のところへラルゴの大介くんなどと出かけた。ホテルの近くの公園には氷で出来た滑り台があって、本当は私は滑りたかったのだけれど夜はガードがしてあって残念。しかし翌朝元ちゃんや大介くんに聴いたらなんと彼らは良い子がしてはいけないことをしてしまったようで、一名、滑り台で軽い負傷者あり。

ラルゴ、去年の同じ頃元ちゃんに連れてきてもらった。本屋さんの2階の喫茶店だから申し分ないでしょ。ながれている音楽も好きだ。しかしオーナー大介くんが生まれる前の音楽も沢山流れる。
若い人たちが集まってくれた。一生懸命お店もお客さんを集めてくれた。ありがたい。東京から新しいジャンベも届いて、びっちり2時間唄わせてもらった。若い人が沢山いてくれるとエネルギーの色も変わる。さぁ!加速してきたな。
大介くんのお母さんや、お友達があったかいお鍋を
つくってくださってみんなで打ち上げ。前日お願いしていた本が2冊用意されていた。すこしづつ唄いに行くことの出来た土地のことも知って行きたい。
人間地理学という素晴らしい本があるけれど、難しくてなかなか読めないまま家の本棚にあるけれど、私にも易しいアイヌや北海道の歴史の本、実際に身を運んだ後に読むときちんと頭にはいるものだ。歴史を勉強しなければ私は私の唄の半分は創れない。いいかげんはダメだ。北海道という大地の歴史の数ページを捲りはじめる。
posted by よしだよしこ at 00:00| 日記